世界における内燃機エンジンを持つ自動車生産は120年余りの歴史を持ち、大量生産による最初の自動車である「T型フォード」の誕生からしても既に100年以上の歴史があります。
その間自動車先進国においては自動車の性能は言うに及ばずその生産方法、品質管理にたゆまぬ努力を重ねてきて今日の自動車先進国の地位を築いているものですが、中国に於いての自動車生産の歴史は約60年ほどであり自動車先進国の約半分位しかありません。
しかし今、世界的に注目を浴びている電気自動車(EV)に眼を転ずれば自動車先進国も中国もほぼ横並びの同時スタートです。これこそ中国の自動車産業を世界のトップグループに押し上げる絶好の機会だと言えますし上手くやれば世界一の座も十分に狙える業界となります。
幸い今の中国は電気自動車の開発、生産に必要で充分な数の科学者、技術者を擁し、電気自動車の未来は中国が担っていると言っても過言ではない状況にもあります。
このような状況を踏まえてニワシンでは何をもって中国の自動車産業に寄与する事が出来るかを検討して来た中でニワシンは電気自動車そのものではなく、どうすれば電気自動車の普及に寄与する事が出来るかとの目線に立ち駆動用バッテリーの電池切れ対策に照準を合わせ調査開発を進めています。